博多豚骨ラーメンの聖地!福岡で豚骨が少数派に?ラーメン店の進化と飲食店の現実

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飲食店経営の基礎知識
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福岡のラーメンといえば何らーめん?

恐らくラーメンを知っているほぼ全ての人達は『豚骨ラーメン』と答えるでしょう。

なぜなら、一風堂や一蘭など、グローバルに展開している豚骨ラーメン店が福岡発祥だからです。

しかし今、豚骨ラーメンの聖地『福岡博多』で異変が起こっています。

そう!豚骨らーめんが少数派になり、非豚骨ラーメン店の方が多くなったということが、まさに今起きているのです!!

なぜそういったことが起きているのか?

飲食店業界を悩ませている現状が、福岡のらーめん文化を変えるかもしれません。

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ラーメン業界の変革:福岡の文化的転換

ついに福岡で「トンコツ系」が少数派に転落

ついに福岡で「トンコツ系」が少数派に転落…業界を震撼させる「豚骨ラーメン離れ」の3つの理由 豚骨発祥の地・福岡で起きている大異変
豚骨ラーメン発祥の地・福岡で、塩や醤油などの「非豚骨」系ラーメン店が増加している。ライターの池田園子さんは「去年の出店数は豚骨ラーメンよりも非豚骨のほうが多かった。背景に新規の豚骨ラーメンが利益を出しづらい構造がある」という――。

このニュースを見た時に、衝撃と共にある出来事を思い出しました。

それは知人のラーメン店が3月オープンから5月オープンに変更になったということ。

その時は準備期間が足りないという理由なのかなと、そこまで深く聞かず気にもしていませんでした。

しかし、このニュースを発見し、慌てて知人に理由を聞き、これは他人ごとではなく何かが起きる予兆かもしれない思いました。

豚骨ラーメンから非豚骨ラーメンへのシフト

延期の理由は、豚骨ラーメンから、鶏がらベースのラーメンに変更するというもの。

これだけでは、ただ新しいメニューを作りたいから?そう感じてもおかしくないと思います。

本当の理由は、『光熱費』が豚骨ラーメンの場合、鶏ガラベースのスープに比べると倍近くガス代がかかるらしく、豚骨は利益率が低くなりがちということだと

なるほど!

まさにこのニュースに書かれている内容が現実として起きているということです。

博多という地域性が生み出した弊害

地域性もあるかもしれない!!

博多で豚骨らーめんを食べるとき、福岡に住んでいる人たちは、ある程度行く店が決まっていると感じることが多く、昔から営業しているその地域の名店に足が運んでしまう傾向にあります。

つまり豚骨での新規参入が難しいということです!!

確かに私も豚骨ラーメンを食べる時、ここの場所ならこのラーメン店といったように行くお店を決めていくことが多い。

新規オープンの評判を聞いていくことはあっても、新しいお店にいきなり行く冒険はまずしません。

ラーメン価格高騰への消費者反応

それに加えて、ひと昔前は1杯500円だったラーメンが、今ではゆうに1000円を超えるほど。

原材料の高騰や光熱費の上昇によって、値上げしないと自身の首を絞めるというのは飲食店関係者でなくとも、痛いほどよくわかるかと思います。

過去の豚骨らーめん一杯ワンコイン時代が値上げに対して葛藤を生んでいることも良く分かります。

1990年代は500円以内で食べれるお店がほとんどで、100円ラーメンなんていうお店も実際にありました。

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豚骨からの脱却。さらなる進化へ

伝統的豚骨ラーメンから新しい豚骨ラーメンへ

今後博多ラーメンといえば、豚骨となるのか?それとも醤油や味噌、次郎系らーめんになるのか?それは誰にもわかりません。

中国から拉麺が日本に伝来し数多の月日が流れ、独自の文化としてオマージュされながら、現在では多種多様なラーメンが本場中国をリスペクトしながら生み出されてきたように、これからも進化し続けていくということは間違いないと思います。

今まで数々のラーメンを愛する職人さんの飽くなき追求から、逆境を跳ね返してきたことを考えれば、これからの博多ラーメンにもまた未来しかないと信じています。

それは非豚骨との融合なのか、豚骨ラーメンの高級志向化なのか、はたまた新しい豚骨なのかは分かりません。

昔から博多ラーメンを食している私としては、いつまでも低価格であってほしいと願っています。

原材料、光熱費高騰は飲食店業界全体の問題

最後に、原材料や光熱費の高騰は今の現状どうすることもできません。

もちろん工夫やコスト削減の努力を行って抑えることはできますが、それにはどうしても限界があります。

価格が上がり、名店良店が無くなるような事態は避けたい。それは飲食店の未来を損なうことです。

これはラーメン店のみならず、飲食店全体の問題です。

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